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補助輪

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自転車の「補助輪」ってありますね。

子供達の買ったばかりの自転車に最初つける親御さんも多いかと思いますが、あれって実は自転車に乗ってる気持ちにはなれても一向に乗れるようにならないんですよね。

むしろ都会ではかえって転倒しやすく、危険な代物にも思えます。

僕の持論で言うと自転車に乗れるようになるには、「補助輪」はつけないことです。

実際、我が家の子供達は補助輪を使わず、2、3時間河原に連れて行っただけで乗れるようになりました。

全く乗れない子供達にとりあえず両足をつかせて前に進ませていれば、子供ってすごいです。2時間もすればバランスを取れるようになり、すぐに自分でこぎだします。

これが補助輪をつけてると、そうはいきません。いつまでたっても自分でバランスは取ろとはしませんから、乗れるようになるはずありませんね。

自転車に乗るのに、まず大事なことはバランスを取ることで、補助輪をつけていくらハンドルを切ることだけを覚えても自転車に乗れるようにならないんですね。

iPhone用のアプリ「Body」でも同じようなことが言えます。このアプリは説明にも書きましたが、元々は身の回りに目を向けてデザインソースを探すアプリです。

本来はこのアプリを使わなくても自分の目で観察し、探せばいいのですがなかかなそんな視点で常にものを見るなんて難しいですよね。ましてや一般の人では尚更だと思います。

このアプリはあくまでもそんな視点をもつきっかけになればいいと思い作ったので、実際の洋服と直接的に結びつくものではありません。

むしろ場合によってはイメージや表現の幅を狭めてしまう場合もあるかも知れません。

何かの動機付けには補助輪もいいと思うのですが、最終的にやはり補助輪には頼らないことが大切だと思います。

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